手になじむ、ボツボツ。(Sony Tablet S) [Sony Tablet]
ソニーのデジタル一眼カメラ“α”のグリップもボツボツ。
なぜか、そのαと同じ加工がされた、VAIO RTシリーズのスタンド部分も、ボツボツ。
拡大。
このスタンドの部分をαと同じ加工にして、何か機能的に得するのか?というのはよく分からないが、手触りは、いい。手が触れるところではないが、思わず触っちゃう。
実用的な事と言えば、ワイヤレスキーボードを使わない時にここに乗せて置いた場合、ゴムのような加工の為、滑らない。
でも実用面というよりは、演出の部分が大きいかな、このスタンドに関しては。
さて、ソニータブレットS。
これにもボツボツがあるのである!
この背面の黒いエリアが、「ボツボツエリア」だ!
拡大!
黒い部分の全面に、ほら、ボツボツ。
でもボツボツのベースは、ツルツル光沢。
ツルツルとボツボツのコラボレーション!
SONYのロゴ部分は、ボツボツがない。
さてこのボツボツ、何故記事にしたかというと、単なるデザインではないところが気に入ったから。
ソニータブレットSを手に持った時、このボツボツのある黒いエリアで持つことになる。
つまに、ソニータブレットSを手に持てば、自然とこのボツボツエリアが、持っている手のひらや指に当たる。
それがいい感触なのだ。
小さなボツボツなので、これが実際に強いグリップ力を発揮していかるかは分からない。
しかし、ボツボツを指に感じるだけでも、「持っているな、ホールドしているな」という感覚になるので、それだけでも安心感がある。
何というか、本能的に気持ちがいい。
このボツボツをデザインに取り入れた人、ステキ。
ボクは感動していますよ。
ボツボツは、ソニータブレットS本体から裏に回りこむ、部分から始まっている。
タブレットを縦に持つと、ここに親指がくる。
ボツボツを指に感じると、「ここが持つところだな」と感覚的にわかる。
そしてある事に気付いた。
似ている。
何かに似ている。
そうだ!アレだ!
初代PSP!
並べてみた。
本体は、液晶画面とその枠との段差が無い。
これも同じ!
そして上部にボツボツ!
ほらあった!
デザインとしては、かなり近いものがある。
しかし、決定的な違いは、
「PSPは、ここはもつところではない。」
グリップ関係ない?
かといって、マイクやスピーカーのネットでもない。
PSPのここがボツボツなのは謎。
でも、触ると気持ちがいい。
ソニータブレットの話に戻ろう。
ホールドする手はボツボツを感じ、操作する反対の手の指はツルツルの画面を感じる。
違う感触を感じながら使う設計なのは、なかなか面白い。
紙を折り返したようなデザインとも相まって、ソニーのタブレットは、他のタブレット端末と区別できるのが、なんだかいい。個人的に好き。
XPERIAも、微妙なRが、遠目に見ても「XPERIAだ」と分かるのがスゴイ。
ソニーのデザインは、似たような製品が多い中でも、それがソニーの製品だと分かるというのがスゴイと思う。
だから、ソニー好き。
ボツボツ製品も増やしてほしいな。